プチ梅仕事 【梅醤油】
梅がなる季節でした。
だいぶ前になりますが、少量の青い実をとったので、何かしたいなあと思ったのです。
梅酒ができるほど多くはとらなかったし、梅酒はこれまでに作ったものが何瓶かあるので、
梅醤油を作ることにしました!初挑戦です!
みりんを入れるレシピもあるみたいですが、醤油に青梅を入れるだけにしました。
瓶(消毒する!)のなかに醤油と青梅を適当につっこみます。
1ヶ月ほどで完成
味は……フルーティーな醤油といったところでしょうか。
梅醤油はお刺身とかにつけるといいっぽいですね。
私は焼き魚にかけてみましたが結構合っていた気がします。
ほかの料理にもせっかくだから使いたい。そこで。
梅醤油を使ったからあげ
梅醤油と日本酒で下味をつけました。ごまも少々。
- 梅醤油 適量
- 日本酒 適量
- ごま 少々
- 鶏モモ肉 2枚
と書いてみましたが、私はいつも全部が適量なので、レシピを書く人ってすごいなあと思います。
比較対象を作らなかったのでなんとなくですが、味がまろやかかもしれません。
いつか梅干しも作ってみたいんですよね。自家製梅干しならではのすっぱさが好きです。
ところで梅干しっていつごろから存在するんだろう。
「令和」ネーミングの元ネタが万葉集の梅の和歌だから、梅の木自体は昔からあるってことはなんとなくわかりますが。
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす 『万葉集』第5巻
そしてwikipediaの「ウメ」によれば、
紀元前200年頃のものという馬王堆からも、梅干しが入っていたと考えられる壷が出土しており、これは日本に伝えられたものである。
ということであり、今から2000年ちょっと前には既に梅干しは存在していたようです。そして1500年ほど前に日本に入ってきたという当初の梅干しというのは(梅干しと呼べるのか)、「烏梅」という調理法を施されたもの。
「燻製された、未熟な梅」だそうですね。味が気になる……燻製の作業が大変そうなので自分じゃ作れないかなあ。楽天でも売ってるみたいなので買ってみようかな……。漢方としてだけではなく、染め物をする際にも使われていたそうです。
綺麗なピンクになるんですね。
今年は梅醤油だけで終わってしまったので来年こそはもっといっぱい梅仕事するぞ~!