ゆうべのごはん

多趣味なので内容にばらつきがあるブログ。小説。料理。音楽。などなど。

経鼻内視鏡をやったお話。

結局敬語で書いていくことにしました。名前も迷ってて、今後変えるかもしれません。

 

胃の調子がここ1年程悪く、ずっと「胃カメラやらなきゃ……」と思っていました。

しかし、胃カメラ未経験。嘔吐恐怖症っぽいところがあるので、余計に怖くて先延ばしにしていました。

一念発起して受けてきたので、ブログを書く練習として体験談を書いていきたいと思います。

 

■検査方法の種類

私は何かを行うにあたり、下調べをめちゃくちゃするタイプです。

調べてみると、どうやら比較的楽な胃カメラというのがあるみたいで。

それが、経鼻内視鏡「麻酔下胃カメラ

 

経鼻内視鏡は鼻から入れる(口から入れるものより細い)。

「麻酔下胃カメラは鎮静剤を使ってほぼ眠った状態で入れる。

 

この二つ、究極の選択でした。

経鼻の方は鼻の奥が狭いとかなり痛いらしい。

鎮静剤の方は効かないこともあるらしい。

 

結局、睡眠薬を飲んでることもあって効かなかった時が怖いので経鼻内視鏡を選びました。

(個人的には麻酔下and経鼻が良いなと思ってたんですがなかなかそれをやっているところはないみたいです)

 

■準備段階

当日。食事制限のせいでおなかがすいても良さそうなものですが、緊張でまったく空腹は気になりません。

 

予約してあったので待つこともなく胃カメラをやる部屋に案内されました。

優しい看護婦さんが対応してくれます。

最初に、「胃の中を綺麗にするお薬」を飲みました。ほんのり甘いような、決して美味しくはない味……。飲めなくはないです。

 その後に、「鼻の通りを良くする薬」と「鼻と喉の麻酔」を鼻から注入されます。麻酔が鼻から喉に垂れてきて、それを飲み込まなきゃいけないのでちょっと苦い。でもめちゃくちゃ苦痛ってわけじゃないです。

麻酔が効くまで、5分程待ちます。

 

■検査

そしていよいよ胃カメラが本格的に始まります……。

左の穴から通すことになりました。横向きに寝っ転がります。

ここで衝撃の一言が看護婦さんからかけられました。

「暴れると危険なので、腕を押さえててくださいね」

 

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こんな感じ。(※イメージです)

 

そんな、暴れるほど苦しいのか⁉という恐怖が襲ってきます……。

逃げたくなりましたがもはや抵抗する術はなく、鼻の中に入っていくカメラ。

鼻の奥に到達すると、やはり簡単には入ってくれないようで少しぐいぐいされて痛かったです。痛いというか違和感、という感じかなあ……。

麻酔が効いてるのか、インフルエンザの検査よりかは痛くなかったです!あれはほんとに苦手です。

 

一回鼻の奥を突破すると後は結構するっと進んでいきました。

喉にカメラが来ると、「飲み込んでください」と言われ、やだなあ大丈夫かなあと思いつつごくりと一思いに。

 

 一番の不安ポイントでしたが、感覚的には「すごい大きい錠剤を飲み込んだ感じ」だったかな。

 

ただ、錠剤は飲み込んじゃえばその存在感をなくしますが、カメラはなくなってくれません。

このカメラが喉にずっと存在する!!という感覚が検査の中で一番辛かったですね。なんかよくわからないけど涙が溢れるという感覚を久しぶりに味わいました。でも、1分くらいで慣れました。

げっぷを我慢するのが辛い、という話も聞いていたのですが、私はあまり気にならなかったです。(多少は出そうになりますが……)

10分くらいの検査だったと思いますが、あとはひたすら無心。

看護婦さんが途中途中声をかけてくれるのですが、声を出す余裕はありませんでした。(経鼻内視鏡は検査中も話ができるのが売りです)

 

抜く時も痛いみたいなことを聞いてたんですが、「あ、あれ……?そろそろ終わりかな……?」とか考えてる間にすぽっと抜けました。 

 

結論:思ったより全然楽。

 

胃カメラに対して恐怖を抱いていた私でしたが、意外と大丈夫でした!

口は駄目かもですが、鼻からなら別に1カ月1回やってもいいな、というレベルで大丈夫です。

ごめんなさい、言い過ぎました。半年に1回くらいが良いです。

検査結果は、特に目立った異常がなかったため、「機能性ディスペプシア」。

気持ち的にはすっきりしたので、勇気を出して胃カメラやって良かったです。

先生の腕によっても変わるらしいので、口コミなどを参考に上手なところを見つけると良いかもですね。